福田首相辞任劇にみる、のび太くんの処世術
福田首相の突然の辞任表明に関しては、今日もメディアでもちきりです。ちょっと前まで「辞めろ」的な論調だったマスコミも、福田首相がホントに辞めるとなったら、「無責任だ」と責めたてる無責任ぶりを醸し出しています。まあ、それもありかと。
ところで総理の任期途中での辞任とは、要するにやり散らかしたまま舞台から降りるということですが、やり散らかしたそのまんまで幕を下ろすわけにはいきません。少なくとも観客には、片付けた様に見せかける技術が必要です。そこで、のび太くんを演じる福田首相は色々と考えたわけです。
「話し合いをしたくても、してくれないんだっ!」
そんな具合に、民主党という名のジャイアンにいじめられたのび太くん。でも、「ドラえも~ん!」と叫んでみたところで、救世主の姿は見当たりません。衆議院という名の机の引き出しを開けると、確かにそこにはドラえもんが乗ってきたタイムマシンはありますが、そこに残っているのは公明党のタスキを掛けたスネ夫です。押入れを空けると参議院印の布団の中で、ジャイアンがイビキをかいて寝ているだけです。どこを探しても、ドラえもんは見つかりません。
「誰も助けてくれない・・・」
のび太くんは、そう感じたのかもしれません。おまけに、この舞台を観ているはずの観客ですら、のび太くんを応援してくれません。「そもそも、のび太に期待なんてしてないよ」なんてことを言っちゃってます。
「だったら、辞めてやる」
上演中に途中退場しようと心に決めたわけです。でも、やり散らかしたまんまじゃいけない、このマンガ「自民党えもん」は続けるんだ、という気持ちは捨てませんでした。さすが主人公。
だからのび太くんは、自分が退場した後もこのマンガが続くように、散らかったストーリーを整理整頓するわけです。
まずは観客に、「僕をいじめるのは、ジャイアンなんだ」と印象付けます。でも、「だから僕は転校する」という理屈に観客は同意してくれません。「無責任だ」って声が聞こえてきそうです。
でも良いんです。しばらく我慢すれば。その後にはそんなやり散らかした事態を忘れさせてくれるカーニバルが待ってるんですから。のび太くんは「総裁選」というカーニバルを用意することで、このストーリーを場つなぎします。
「僕は人気がなかったかもしれない。この後はジャイアンがこのマンガを仕切っちゃうかもしれない。でも、大丈夫。僕がいなくなったその後には人気者が目白押しさ!」
カーニバルには、観客から大人気の麻生くんや小池さんも登場します。地方格差是正や日本サブカルチャー盛隆、日本史上初の女性総理大臣などなど、色んな妄想が膨らんで、そりゃあ街は大騒ぎさ。もちろん彼ら以外にもこのお祭りを盛り上げてくれそうなメンツは揃っています。石原伸晃改め出来杉くんもいますし、野田聖子似のしずかちゃんだっています。みんな、ジャイアンの存在なんて忘れちゃうって!
きっとのび太くんは、そんなストーリーを胸に抱いてこのマンガの舞台から退場するはずです、多分。以上、極めて個人的な妄想でした。
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post by ノリユキ at 23:15 | Comments/Trackbacks(0)








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