株式市場が下げ渋るごとに不安が募ってないかい?

ここ最近、株式市場は下げ渋ってます。でも、これって朗報なんでしょうか?

ここ数日の日本の景気対策なんてみると、あの訳の分からない給付金案で、なんか与党内はすったもんだしています。高額所得者には金を与えるの止めとくかとか、じゃあ高額所得者っていくら位の年収なんだとか、給付金って名前は聞こえが悪いんじゃねーかとか、どうやって給付するべきかとか。で、決まらないから区市町村に任せちゃえ!みたいな。

結局、景気対策じゃなくて社会福祉対策っぽさを醸し出して、選挙対策用のバラマキに成り下がってますが、これって株価に影響するんじゃね?と思いつつ、そんな日本の政府のお粗末君ぶりに、金融市場は無視ですか。そうみたい。今日もまた、日経平均は下げ渋りました。

もちろん株価の下げ渋りには、世界各国で次々と発表されている金融政策に対する期待感があるわけで。おまけに今週は金融サミットがあるし。

でも、それはあくまで期待感であって、それ以上でもそれ以下でもありません。ただ政策を発表しただけの話で、実際に効果が出るかどうかもわからないわけですから。いつまでも景気対策が繰り返し発表され続けるはずもないし。

そして実体経済の方は、あんまり良くない話が続いてるみたいなんですけど。

企業による相次ぐ業績下方修正。中には上方修正したりと朗報なんかも聞こえてくる企業もありますけど、やっぱり目立つのは業績悪化の報。

景気も実際には後退しているみたいだしねぇ。世界各国で公表されている経済指標なんかを見ても、あんまり良い数字出てないですし。

でも、株価は下げ渋ってるんですよ。そこに不自然さを感じています。企業の業績や景気の悪化をホントに織り込んで下げ渋ってるの?商い薄の下げ渋りって信じられんの?ってな感じで。まあ実際のところ、年金資金による買いが下値を支えてる様ですけど、単に売り手が様子見で控えてるだけって気もしないでもないし。

まあ、今年の最安値を更新するとは思いませんが、それでも年内に少なくともあと一段、下げが入る様な気がしてます。今年のクリスマスは、七面鳥じゃなくて個人投資家の丸焼きだよ!みたいになったりして。まあ、余計な勘ぐりだけで終わってくれれば良いんですが。

post by ノリユキ at 21:13 | Comments/Trackbacks(0)

大統領選オバマ氏の勝利と直近の株価について

ここ数日の話題の人と言えば、オバマ氏とT.Kと3キロ引きずりひき逃げ犯です。
で、今日は詐欺師と殺人者の話は放っておいて、オバマ氏の勝利に伴った金融市場の動きについて。

なんか5日の報道では、オバマ氏の勝利が確定した直後に日経平均はジリジリと値を上げたとかいう話がされてました。でも、違うね。オバマ氏勝利の速報が入った直後、株価は一端急落。その後に、ジリジリと値を上げたと言うのが正解じゃないかと。

そして、6日のダウは下げ、日経平均も大幅に下げてます。

まあ、別にオバマ氏勝利に金融市場が悲観視しているわけじゃありませんが。単純に、それまでの株価がオバマ氏当選を織り込むかたちで上昇してたんで、当選が確定した時点で材料出尽くし。それで一端下げただけかと判断するのが無難。これが、マケイン氏当選となったら、5日の株価は下げ続けたはず。

ただ正直なところ、オバマ氏としても金融市場は経済対策を期待していたわけじゃなく、マケイン氏よりは良くね?程度のノリじゃないかと。イラク撤退とかの政策は具体的に提示していても、金融政策に具体的な提示は今のところないみたいだし。まあ、今後のChangeを期待してるだけのことで。

問題なのは、これから。オバマ氏の勝利という材料が出てしまった後の好材料が見当たらない。つまり金融市場が喜ぶネタがないわけで。英国の利下げネタにも反応薄だし。

とういより、市場にとっちゃ悪いニュースばっか。トヨタも、大幅減益を発表してるし。前年度比73%減って痛すぎやしないか?

〔アングル〕トヨタ<7203.T>の成長戦略に狂い、世界規模の生産体制見直しの可能性:ロイター

だから昨日の株価下落に繋がるわけで。今見たら案の定、ダウが大幅に下げてるし。

う~ん、これから金融市場を押し上げるネタってなんだろ?年内で言えば、恐らくアメリカの新政府に好感をもたれる人事が発表されるくらいかな。

一説では、不景気街道が後2年くらい続くとのこと。アメリカは来年から民主党政権だから、日本への風当たりもどうなるか不安だしねぇ。G20は次の会合でアメリカに「保護貿易すんなよ、」って言うみたいだし。

少なくとも年内は期待できそうもないかな。

ということで、只今酔っ払い中の私の講釈は終わります。寝る。おやすみ。

post by ノリユキ at 03:01 | Comments/Trackbacks(0)

株安、円高が止まらない。

何ですかコレ?今、為替の値段を見たら、対ドルで円が93円台って。円高に向かうスピードが凄い・・・

昨日、日経平均株価の終値が7649円08銭まで下落。2003年4月28日につけたバブル以降の最安値に急接近してます。一般的な報道による昨日の株価下落の原因は、前日のソニーの業績下方修正を発端にして、そこに急速な円高が拍車をかけたことよるものだそうで。まあ、優等生な回答ですね。

NY市場でも昨日、大幅に下げたそうで。ダウ平均の終値は8378.95ドル、前日終値比312.30ドル安ですか。

まあ、いずれにせよここ最近、「この株価は安い」と思い買い込んでいた連中が結構いたみたいですからねぇ。その思惑に反して下落傾向を強めちゃってたんで、狼狽売りが膨らんだんじゃないですかね。それが大幅下落を加速させている一因じゃないかと。

テレビとか観てると評論家みたいな人が「明らかに日本の株価は安過ぎる」みたいに言ってます。で、それを見たのか自分で勝手に判断したのか知りませんが、「安いところで買っちゃおう」みたいな人が出てるんじゃないですかね。

でも、株価なんて個人の主観が決めるもんじゃなく、市場が決めるものです。そこで買おうとする人がいるから売る人がいるわけで、「安いから買おう」なんて思う人がいなければ、売ろうにも売れないんですよ。逆に「安いから買おう」と言って買った人が、株価の下落を受けて今度は売り手に回る。たくさん買い込んじゃえば、たくさん売り注文もでるわけで。

ファンダメンタルズでその株価の割安感を判断するのは結構なことだと思います。が、今の値段が底値でこれ以上は下がらないだとか、いつその株価が上昇するかなんてのは、ファンダメンタルズは教えてはくれません。企業業績=株価じゃないんですから。株価=市場の需給関係。

前にもちょろっと書きましたけど、「この企業の実力なら、明らかに割安」と思うのであれば、それ以降さらに1段2段と株価が下がることを前提に、近いうちに株価が上がらなくても平気、長期的な利益しか求めてませんから、という計画性のもとで買っていただきたい。そうすりゃ、株価が今日上がろうが明日下がろうが、一喜一憂する必要もありません。

今その値段が安いか高いかなんて平気で言える人は、「お前、マーケットメーカーか?お前は市場の値段を自分の主観で決められるほど、そんなに偉いのかよ」と自省してみた方がよろしいかと。

post by ノリユキ at 11:10 | Comments/Trackbacks(0)

ネット証券への申し込みが急増してるそうで

ここ最近、個人投資家によるネット証券への口座開設の申し込みや資料請求が急増しているそうで。通常の2~5倍程度だとか。

理由は、リーマン・ショック以来の株安。相次ぐ歴史的暴落を受けて、安値で株を買っちゃおうという動きみたい。まあ、株式投資を始めるチャンスと思ってる個人が多いみたいです。

考え方としては、大雑把に言えば正解でしょうかね。でも、今が底値とは限らないので、さらに1段2段下げる可能性も考慮したうえでの株式投資参入なんでしょうか?しかも、購入した株価がいつ上昇するかもわからない。

株式投資に素人ならば、余裕資金の中で比較的長期の運用を考えてじゃないと、危険ですかね。インカムゲインが目的で、何年も株価が上昇しなくても直ぐに現金化するつもりじゃないからOK、購入後に2割下げても大丈夫、つか更に割安で買えるんだから喜んで買い増ししちゃう!みたいな、そんな人なら良さ気ですけど。

短期的なキャピタルゲインが目当てなら、今この状況ではじめるのは結構危険でしょ。ある程度、経験があっても危険なのに。

まあねぇ・・・みんな、「オレは長期投資のつもりだから」なんて思ってはじめるんでしょうけど、結局短期的な値動きばっかり気をとられて、一喜一憂したり、損ばっか出すのが個人投資家ですからねぇ・・・

仮に上昇気流の大相場に乗って上手くいっちゃっても、それは「勘違い野郎」を生み出す結果になるわけで。「俺の実力」みたいな。その後が怖い。

株式投資が人気になって個人投資家が数多く参入した2003年くらいから2006年あたりは、上げ相場。普通に買ってれば、ほとんどの人が放っておいても儲かった時期。何億儲けたとか月に何十万も儲けてますって人が続出してました。

でも、そっから先が悲惨。ライブドア・ショックだチャイナ・ショックだで株価が急落。さらにはサブプライム・ローン問題で去年の7月くらいから株価は下げ続け、今年に入って多少持ち直したと思ったら、今年の6月後半をピークに徐々に下落。挙句の果てには、リーマン・ショックに始まる今の金融不安。ここ数ヶ月だけで、大型株ですら半値以下になっちゃってるんですから。

2006年以降、単に上げ相場に乗っかってただけなのに自分の実力と勘違いした個人投資家たちは、大幅損どころか一文無しやら借金苦に悩ませられる羽目になってます。

個人投資家で儲けている人は1割。それを肝に銘じて、これから株式投資に参入する人たちは、謙虚に取り組む必要があるんじゃないかと。

post by ノリユキ at 10:44 | Comments/Trackbacks(0)

より不透明感を出しはじめた金融市場

昨日のNY株式市場、そして今日の東京株式市場、どちらも史上最大の上げ幅を記録。もちろん、ヨーロッパもアジアも大幅に株価は上昇したそうで。

明らかに下げ過ぎと思ったら、今度は何も実行結果が見えていない単なる“好印象ニュース”だけで大幅上昇。市場は茶番っぽさを醸し出してます。

下げるのも上げるのも、必要以上にオーバーアクション。テクニカルもファンダメンタルズもヘッタクレもありません。こういった動きを見ると、金融市場はより不透明感を醸し出している様な。

言ってしまえば、今日辺りまでは株価の方向性がある程度ハッキリしていたわけです。先週までは下落という方向性。もうちょっと言えば、9日に少し下げ渋りを見せた後、10日の米国による空売り規制解除を受けての再度大幅下落。この辺りまではパニックだと言われながらも、市場の思惑がどのように向かうか、第三者にもある程度は見えていたわけで。

そして先週末のG7の好材料、今週に入ってからの相次ぐヨーロッパ各国の公的資金投入の発表、と好材料が続いて昨日今日の株価上昇があったわけです。で、先ほどブッシュ大統領による公的資金投入の発表。2500億ドルですか・・・

金融危機対策:米大統領、資本注入を発表 - 毎日jp(毎日新聞)

ただ、この辺りから、市場の方向性が見えづらくなってくる感じが。このアメリカの資本注入の発表でそろそろ好材料出尽くし・・・なんてことにならないとも限りません。立て続けに好材料となるニュースが続いてますが、今日発表されたユーロ圏のいくつかの経済指標を見ても、実のところ芳しくないですし。

と思って、先ほど始まったNY市場を覗いてみると、ダウは寄り付き直後大幅に急上昇した後、今の時点では一気に下落してますねぇ・・・

対策の効果が実質的に見えてくるまで、不透明な市場の中で迷子の株価は彷徨い歩き続けるんでしょうね。この様な状況下では、できるだけ金融市場には手を出さないか、オーバーナイトは避けるべき。政府が公的資金を注入してくれない家計にとっては、地道な節約生活がしばらくの間、一番の予防接種になりそうです。

post by ノリユキ at 23:34 | Comments/Trackbacks(0)

金融市場はネガティブモードに突入したみたい

米の金融救済法が成立 最大75兆円の公的資金投入へ:asahi.com(朝日新聞社)

このニュースを聞きつけても、NY市場の株価は下落。

NY株:157ドル安 金融安定化法の実効性に懐疑的:毎日jp(毎日新聞)

きっついなぁ。どうやら金融市場はネガティブモードに突入したのが確実になってきたみたい。

前にもお話したとおり、リーマン・ショックの時は何だかんだ言っても、「米国政府の対応は順調に進むだろうし、なんとか回避できるんじゃないか」ってまだポジティブな雰囲気が市場にはあったはずです。

ただ、先月末の下院による金融安定化法案否決を受けてから、市場の認識はガラッと変わった気がします。

10月2日の日中に、米国上院が金融安定化法修正案を可決したってニュースが入ったのに、日本の株式市場は全体として下げ続けたでしょ。あのときの段階で、「あー、もう市場はネガティブな空気が支配してるんだな」って感じが。今回、下院で修正案が可決されても市場はネガティブにしか反応しないだろうなって予測してた人も多いんじゃないかと。

結局NY市場のここ数日までの株価上昇は、この金融安定化法案が可決することを織り込んでのこと。可決した時点で材料で尽くしですか。

もう市場は、金融不安だけじゃなく、完全に景気後退を視野に入れて動いてますね。アメリカの9月の雇用統計の結果も悪かったみたいだし、今後次々と発表される経済指標も楽観視できない状況です。

ここ数日、各報道では「世界恐慌」という文字が躍ってますが、単なるマスコミの煽りだけじゃすまなくなるかも。これからは最悪の事態も織り込んで行動していかないとリスクは高そうです。

post by ノリユキ at 15:47 | Comments/Trackbacks(0)

アンラッキーナンバー777 ~NY株式市場、史上最大の下げ幅~

痛いなぁ・・・

今日、というよりもう既に昨日、ニューヨーク市場では777円安という史上最大の下げ幅を記録。原因は、アメリカの議会で金融安定化法案が否決されたことによるそうで。

痛いなぁ・・・

個人的な見解として言えば、先日のリーマン・ショックの場合は、なんだかんだ言ってもある程度は折込済みの面があって、青ざめた顔して騒いでる割には冷静さがあったわけで。大地震が来るかもって非難具はきっちり準備してたみたいなところが。

でも、今回は違うっぽい。金融安定化法案は通るという前提が市場には織り込まれてたようですから、もろ混乱してるでしょ。リーマンショック以降、ボディーブローにだけ備えてガードを下げて構えてたら、いきなりアゴに一発喰らった、って感じかな。

まあ世界中に株安が波及してるのはもちろんですが、その他のセグメントにも波及、というより浸透していく方の不安が大きいです。金がバランス良く金融の各市場に流れてないと、経済の健康にはよろしくないわけですから。おまけに今回の混乱では、日本にそれほど世界のマネーが流入してこないんじゃねーか?という懸念もありますし。

とりあえず、今晩のニューヨーク市場は前日の反動で買戻しから入ってるようですけど、一時的なもんですかね。今回の混乱は、そう直ぐには収まりそうもなさそうです。世界各国が何らかの手は打つうでしょうけど。香港でしたっけ?空売り乱用の禁止措置をとろうとしてる市場もあるみたいですしね。でもまあ、当面目先の節目はアメリカ大統領選後になりそうですけど。

さて、混乱はいつまで続くのやら。

post by ノリユキ at 00:55 | Comments/Trackbacks(0)

野村HDがリーマン欧州・中東部門を2円で買収した、その真意が今のところわからん

先だってのリーマン・ブラザーズの破綻以来、アメリカでは何かと金融界隈の再編が進んでいるようで。

第2位のリーマンと噂されたAIGへの公的資金注入。
米国政府は金融安定化法案の協議へ。
野村HDのリーマン各事業部買収.etc…

金融機関に対して大幅に国が関与していく事例は、アメリカでは初めてでしょうね。自由市場・自由経済の旗を振っているアメリカとしては、相当の反発もあるようです。ただ目先この経済状況の進展を考えるなら、「金融安定化」というラベルは手に入れなきゃいけませんし、苦しいところですが介入は避けられないんじゃないかと。

さて、そんな中、今度は25日に米貯蓄貸付組合(S&L)最大手のワシントン・ミューチュアルが破綻。なんでも総資産3070億ドル(約32兆5400億円)という米国史上最大の銀行破綻なんだって。JPモルガン・チェースが銀行業務部門を19億ドル(約2000億円)で買収したそうだけど。(参考:毎日jp「米貯蓄組合:最大手が破綻 銀行部門、JPモルガンが買収」

さらには、米金融大手ワコビアが複数の金融機関との間で合併に向けた予備交渉に入ったんだとか。(参考:毎日jp「ワコビア:合併交渉に入る…シティなど3社が浮上」

何かと騒がしいですが、今後も続くでしょうねぇ。米国政府が「放っときませんから、安心してね」と言ってる間に、出来るだけ金融業界の構図を再編させとかないと、スムーズに現在の状況から脱却できませんし。

まあ、市場はリーマンの破綻以前からショックは半ば織り込み済みなんじゃないかと。常に一歩か二歩ずつ先に状況を織り込みながら株価は動いてる気がします。リーマン・ショックだと騒いでる割には、現実は株価もそれほど落ち込みが激しく続かないし。ここ5年くらいの株価変動推移で見れば、極端に株価は低くないですし。去年のサブプライムローン問題の深刻化から徐々にNY市場の株価は落ちてる程度の感じ。

ま、だからといって安心できるわけでもないけど。

ただ、よくわからないのが、野村HDのリーマン各事業部買収の件。アジア・太平洋部門を想定2億2500万ドルで買収しましたが、でも

欧州・中東部門は2円で買収。

野村は、買収対象を欧州・中東の株式と投資銀行の分野に限定し、社員約2500人の雇用継続を約束。その一方で、資産価値の低下の恐れがある不動産の買収を必要最低限に絞り、リーマンが自己資金で行った投資や取引関連の資産は引き継がなかった。この結果、買収額をタダ同然に抑えることができた。(毎日jp「米リーマン破綻:欧州・中東部門、野村の買収額2ドル」より)

人以外の資産を極力引き継がずに買収?ほぼ人だけを引き取った形になるんですかね?なんでだろ?通常はある程度システムが整った状態で買収しないとキツイはず。他の資産はどの程度手に入れた状況なんでしょうか?

今のところわかるのは、人件費の大幅増大。記事によれば、アジア・太平洋部門と併せた約5500人の人件費は数百億円規模になるわけですから。それ以上の効果を野村HDは、一体リーマンから買い取った資産のどこで見てるんでしょうかね?

まさか、欧州・中東部門とアジア・太平洋部門、足して2で割りゃ安いじゃねえか的なノリですか?

ま、この記事だけだとハッキリしませんから、今のところ野村HDがどういった意図で動いてるかもサッパリわかりません。「おっ!野村HD、見事!!」と言える様な内容であることを期待しますが。

ちなみに今さっき見たニュースによると、欧州債券部門買収をめぐる協議は合意に至らなかったそうです。(参照:ロイター「野村HDのリーマン欧州債券部門買収、合意に至らず=関係筋」

post by ノリユキ at 15:59 | Comments/Trackbacks(0)

リーマン・ショックによる日本への影響を考えてみる

日本円にしておよそ64兆円というアメリカ史上最大の負債額を抱えたリーマンブラザースの破綻。これを受けて、またまた世界は同時株安。15日のNY市場では史上6番目の下げ幅でブラック・マンデーに匹敵するんだとか。日本でも日経平均が今年最安値を記録しました。

ところで今さっき、このリーマン・ショックによる日本への影響を考えてみました。

まず外部要因としてのアメリカ市場の動向。「金融不安がどれくらい続くか?さらに加速するんじゃないか?」という不安が広がってますが、これに乗じて「第二のリーマン探し」がはじまってます。まあ、AIGに的は絞られてる感はありますが。

これら金融不安に対するアメリカの対応ですが、ある程度は先読みしながら走ってるみたい。そもそもリーマンへの支援をしなかったかわりに、メリルがバンク・オブ・アメリカに買収という政治的にバランスを保とうとする態度があります。FRBは、今晩にも金利引下げの発表を行なう可能性がありますし、AIGに対してもJPモルガンやらゴールドマン・サックスやらに支援を促してる様子。ただ、肝心のゴールドマンも決算発表で70%の減益・・・

まあ、ここ数日の動きを見守るしかないわけですが、それでも今晩(16日)のNY市場は続落で始まるも、只今前日終値まで値を戻してます。乱高下はしてますけどね。

ただ、日本への影響はアメリカ市場の動向も大切ですけど、日本は日本である程度自分の動向を考えていかないとダメっぽいです。

そもそも、今日の東京市場、ほぼ全面安で日経平均は前日比を600円以上も下げてますけど、寄り付きとその直後の急落後はもみ合い。銘柄によっちゃその後に値を切り上げてます。既にリーマンショックによる不安は、ある程度織り込まれてる感が。明日、続落しても大幅に値を崩すのは限られるんじゃないかと勝手に予想。

むしろ今回の直接的短期的なショックよりも、リーマン破綻の影響がボディーブローの様に徐々に効いてくる方が怖そうな気がしてます。

日本のメガ・バンク各社はリーマンによる多額の負債を発表してますし、地銀でもかなりの負債を抱え込むみたいです。これらの債権回収がどの程度進むことやら・・・って金融的な不安は出てきます。巨額の負債を抱え込んじゃ、さらなる貸し渋りが企業を襲います。アーバン破綻後早々、ようやく不動産関連をはじめとする融資状況が改善してきてるみたいって囁かれてたのに・・・

もちろん、リーマン・ショックによる急激な円高も輸出企業の足を引っ張ることは確かです。

おまけにリーマンが株を大量保有している企業も結構ありますから、こっちも影響が心配です。安楽亭だの原弘産だのGMOだのゼファーだの楽天だのカプコンだのイー・アクセスだの・・・あ、何気にIT関連が多い?

そう考えていくと、リーマンに直接関連している企業から、次第に間接的な被害が波及していくわけですよねぇ。痛いな・・・

とまあ、以上はみんながそう思ってるわけですが。

ただ、リーマン・ショックによる円高からすれば、今後も外国資本のお金は確実に日本国内に流れてきますし。日本から流出してくわけじゃなさそうなんでね。今のところ債券市場にお金がなだれ込んでるみたいですけど、株式市場でも値ごろ感で買いに走れる企業はボチボチありそうです。

となると、リーマン・ショックは日本に一方的な悪影響を与えるわけでもないわけで。もちろん、悪影響は多大ですけど、少しばかりのチャンスもあったりするわけです。

でも、日本そのものに市況を支える屋台骨が見当たらない。政治的な不安定感はあっても、政策面での安定感はゼロに近いですし。つか、総裁選祭りと事故米の責任逃れ以外に何かありましたっけ?

リーマン・ショックに始まった日本への影響がどの様に向かっていくかは、リーマン・ショックそのものじゃなく、日本の政策面によるところが大きいんじゃないかと。ということで、「景気後退からは今年いっぱいでサヨナラ」という私の予測は大方離れ、景気後退期間は長引きそうな気配です。

post by ノリユキ at 00:48 | Comments/Trackbacks(0)

やっぱり工業用糊に米は使われてないという話

先日の、転がる水平線 » 工業用糊に実は米が使われてないという話の続きですが、案の定、週明けの昨日、J-CAST以外のマスコミも工業用糊を製造するいくつかのメーカーに取材をした結果を報道。私が見たのは、FNNでの取材結果ですが。

で、やっぱり工業用糊に米を使っていないんだとか。米は腐りやすいそうで、ここ数年お米を使用して糊を作ってるというメーカーは取材した範疇ではないみたい。

これじゃあ農水省の「管理体制の甘さ」どころの話じゃありませんね。「食用での販売禁止」というのが単なる名目に近かったことが浮き彫りに。おまけに、今日の朝日新聞では三笠フーズに農水省の大阪農政事務所の当時課長が接待を受けてたとのニュースが。(参照:asahi.com 農水省、食糧関係の職員を緊急調査 三笠フーズ接待問題

とりあえず、コロガル♪ビジネス用語辞典の「事故米」の解説ページは書き換えときました。

post by ノリユキ at 00:41 | Comments/Trackbacks(0)