2008/09/16(火) [ economy | politics ]
先日の、転がる水平線 » 工業用糊に実は米が使われてないという話の続きですが、案の定、週明けの昨日、J-CAST以外のマスコミも工業用糊を製造するいくつかのメーカーに取材をした結果を報道。私が見たのは、FNNでの取材結果ですが。
で、やっぱり工業用糊に米を使っていないんだとか。米は腐りやすいそうで、ここ数年お米を使用して糊を作ってるというメーカーは取材した範疇ではないみたい。
これじゃあ農水省の「管理体制の甘さ」どころの話じゃありませんね。「食用での販売禁止」というのが単なる名目に近かったことが浮き彫りに。おまけに、今日の朝日新聞では三笠フーズに農水省の大阪農政事務所の当時課長が接待を受けてたとのニュースが。(参照:asahi.com 農水省、食糧関係の職員を緊急調査 三笠フーズ接待問題)
とりあえず、コロガル♪ビジネス用語辞典の「事故米」の解説ページは書き換えときました。
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2008/09/15(月) [ business | economy ]
とうとう逝っちゃいましたか・・・
リーマン、破産法の適用申請…バンカメはメリル合併発表 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
リーマン・ブラザースは、公的資金も得られず身売り先もなく、ですか。大統領選間近ですから、先日金融2社の支援を発表したばかりの政府も逃げ腰。これ以上、金は使えねえ。って感じでしょうかね。
でもメリルリンチならいいんだ、バンク・オブ・アメリカさん。政府からの輸血もままならない瀕死の患者より、手当てすれば何とかなりそうな方を選んだわけですか。まあ政治的にも一方を捨てても一方が救われる形を取ったほうがよろしいでしょうし。まさに流血の日曜日。(参照:「流血の日曜日」と報道=金融危機で米メディア 時事通信社:時事ドットコム)
先日の米政府による金融2社救済策は市場において若干評価されたものの、これじゃあね。メリルの買収先が決まった程度で金融不安は払拭されないでしょ。逆に金融不安が解消されていない状況が浮き彫りです。
日本の市場も休日明けの明日、注視しとかないと。この連休中の全日空のシステム障害の件もありますし。
さあ、どう転ぶ?
ps:
ああ・・・今晩のニューヨーク市場、大幅安から始まったみたい。(23時時点)
post by ノリユキ at 18:17 | Comments/Trackbacks(0)
2008/09/04(木) [ economy ]
月曜日夜の福田首相の突然の辞任表明。これに関して市場は悲観的にはならないという大方の予想のもと、火曜日の株式市場ははじまりました。が、政治不安とは恐らく全く関係ないところで、火曜日の後場は先物主導の仕掛け売りが。もう、バナナの叩き売りに近いんじゃないかって勢いで。単にファンド側の思惑で市場は今週も動いてます。
また、「麻生銘柄」とか言ってマンガ・アニメ関連の銘柄も買われる始末。まだ麻生さんが首相になると決まったわけでも、日本サブカルチャーに関する政策を掲げたわけでもないのに、連想買い。
随分と、茶番が続いています。
まあ、長期的視野に立てば、市場はその本質に、つまり本来の価値に株価は近づいていくと言うことですが、短期的視野のもとでは単に需要と供給での綱引き。本質とは別なところで蠢くのが市場というものです。茶番は当たり前、ってわけですかね。
ただ、跛行相場ってことですし、原油価格も下落したりと、妙味。これからどう経済が転がっていくか、面白みが出てきてます。茶番も茶番で結構楽しい。そんな感じ。
post by ノリユキ at 23:52 | Comments/Trackbacks(0)
2008/06/07(土) [ economy ]
随分とご無沙汰してます。久しぶりの更新です。
お元気してましたか?私は、只今体調不良の真っ最中です。
で、ご存知の通り、世界中が混乱しています。昨年のサブプライムローン問題に端を発した金融の混乱から、もう1年ほど経っていますが、未だその混乱から抜け出せそうにありません。原油高、食料価格高騰、世界同時株安、景気後退懸念・・・
今日もさっそく、米国における株式急反落のニュースが舞い込んできました。原因は雇用統計の5月の結果と原油高。
5月の雇用統計によると失業率が5.5%と前月比で0.5ポイントの急上昇。失業率が前月比で一気に0.5ポイント上昇するのは1986年2月以来の記録だそうで、米景気の低迷が長期化するとの懸念が広がってます。
また、6日のニューヨーク原油先物相場では一時1バレル139.12ドルまで上昇。原油相場の1日の変動幅は10.75ドルと過去最高。
混乱してますねぇ・・・
で、つい先ほどこんなニュースが → エネルギー相会合、青森で開幕 原油急騰受け共同声明へ(asahi.comより)
他のニュースサイトと総合してみると、この会合では、現在の原油価格の水準が「異常」であることや産油国への増産を促すメッセージが共同声明として明記されるみたいです。
そんなこんなの今の状況。今日は簡単にまとめておこうかと。
世界中を巻き込んで起こっている現在の混乱は、方々で語られている通り端的に言ってしまえば、グローバルな金余り現象が原因です。もちろん、一般庶民の財布の中身とは別なところで起きているわけで。
確かに原油高の背景には、金融とは離れたところにそれなりの理由は存在します。1990年代まで活躍した北海油田をはじめとする西側諸国による原油生産量は、今まで石油価格を低く抑えてましたが、21世紀の始まりとほぼ時を同じくして枯渇状況。おまけにインドや中国などの新興国による石油使用量の増大。
でも、原油が今の価格まで吊り上るほど石油が足りてないわけじゃない、ってのが現実。先物相場に世界中のマネーが大量に流れ込んでいるから、原油や穀物の値段なんかが大幅にアップしちゃってるわけで。
事の発端はやっぱり、去年起こったサブプライムローン問題。コレによって不動産市場から投資家のマネーが一気に引いていきました。債券市場からもね。それに伴って、金融機関の経営悪化。株式市場も当然冷え込むわけで、株安が始まっちゃうわけです。
で、現在はマネーがグローバル化しています。世界中のお金が世界中を駆け巡ってるわけです。なんで、アメリカに端を発するサブプライムローンが、世界中に波及して世界同時株安。
不動産もダメ、債権もダメ、株式もダメ、となると世界中の投資家・投機家のお金は行き場を失っちゃう。で、先物市場にお金が行ってしまうわけで。原油や穀物の先物に世界中のマネーがなだれ込んで価格を吊り上げてしまってる。まあ、一種のバブルみたいなもんでしょうかね。
で、問題なのはこれら混乱がどのくらいで落ち着きを取り戻してくるか?です。他の金融市場が盛り上がってくることで、いずれ先物市場は落ち着きを取り戻すんでしょうけど、実際問題としては先の見通しが立たないのが現状。もちろん、実体の伴わない高騰はいずれ崩れ去っていくのが世の常ですが、それは一体いつ頃?
まあ、今年いっぱい続くんじゃねぇか、ってのが大方の予想ですね。長いな。それまでの間、ガソリンなんて1ℓ=200円になるんじゃねえか、って言われてますし。怖い怖い。
とりあえず世界各国の中央銀行総裁が利上げを示唆する発言をしてます。どの国も政策金利を上げたくて上げたくてしょうがない。ですが、その金利上昇が金融市場にどう影響していくかが問題。おまけに今回のアメリカの雇用調査で失業率が大幅増加したことを受けて、米国の利上げはちょっと遠のきそう。
今現在、日本の株式市場は調整局面の真っ最中のような気がしてます。日経平均は今年3月17日に11,691円をつけてから緩やかに上昇トレンドを描いてますし。まあ、下がらないとは限らないんですけどね。
物価高の影響もあって小売業界の株は依然低迷したままですし、国内需要に展望は当面期待できません。
また、世界の大勢とはちょっと違って、日本の場合利上げは功を奏すかどうかがちょっと疑問。アメリカとどう同調するかで変わってくるし。
同様に、北京オリンピック以降の中国の状況がどう日本に波及するかも気になるところです。
微妙さを残しながらも、個人的には日本の株式市場にちょっと注目してます。いくつかの要因が揃って転がって来てるんで、タイミングが上手くあえば今年半ば過ぎてから、跳ねる気がしするんですよねぇ。まあ、希望的楽観論ですが。
あ。たった今、自分で書いててわけが分からなくなってきました。 「まとめる」とか言いながら、要するに実は自分の頭ん中でも整理がついてねぇじゃねえか、ってことで。
とりあえず、アメリカの利上げ見送りの可能性が高まったことによって当面米ドルは売られ傾向、および米株安を受けて週明けの日本の株式市場はどう動くか?気になるところです。
post by ノリユキ at 15:01 | Comments/Trackbacks(0)
2008/03/18(火) [ economy ]
今日、西友でパンツ買う時に、2枚1組で580円の中国製のヤツにするか、同じく2枚1組で1000円のインドネシア製のヤツにするかで、ちょっと悩みました。中国製、大丈夫?危険なパンツ履いて、腫れたりしたらどうするんだ?ってな感じで。まあ、腫れて大きくなったら、それはそれで嬉しい様な気も一瞬しましたが。
いずれにせよ、中国に対する不安は深まるばかり。餃子をはじめとする中国製の食品・製品だけじゃなく、北京の環境汚染に対するオリンピック選手の健康に対する不安。それにチベット弾圧報道。多くの人の頭の中には、色んな面で中国に対する不安が一定の位置を占めてる結果になってやしないかと。
まあ、共産主義の国だからと言ってしまえばそれまでですが、国際社会の要所となる部分では結構賢く振舞ってきたように思える中国が、この辺にきて対応がマズ過ぎです。やっぱり国家の威信をかけた北京オリンピックが絡んじゃうと、冷静ではいられないんでしょうかね。
そもそも中国餃子の件は、市場での出来事です。単純に政治的判断だけで収拾できる問題じゃなくて、今後の経済的な観点も踏まえて物言う必要があるわけで。「ウチはやってねぇ」だとか言う前に、その言ってる相手は客だよ、という認識を持たなくちゃいけないんじゃないかと。顧客に向かって、「それ、餃子買ってきたお前の母ちゃんがメタミドホス混入させちゃったんじゃないの?」なんて言ってちゃダメでしょうが。ちょっと例えがズレてる気もしますが、まあいっか。
事の真相はまだ闇の中ですが、事実がどうであれ、売った側は客からのクレームにまずは真摯に受け止める姿勢を見せなくちゃね。事実を明確にする姿勢を見せて、仮に自分とこに落ち度の“可能性”があったとしたら、その部分を認めて、今後の改善策を明示する。その姿勢が無いと、「もう買わねぇよ」ってなっちゃう。まあ、「買わなくてもいいよ」って言い切れるんなら、それもアリでしょうけど。
もちろん、責任問題やそれに対する代償、またそこから波及していく問題を考えると、なかなかそういった態度とるのも大変でしょうが、「やってねぇよ」とか「向こうが悪いんだよ」とか単に言っても信用されないのが社会の常なわけで。まあ、頑張ってください。
そんな風に考えつつ、結局パンツは中国製を買いました。もちろん、中国の今後を応援する意味も含めてですが。ホントだよ。
post by ノリユキ at 21:00 | Comments/Trackbacks(0)