最近Webサービスが色々と大変っぽいですが、やっぱこのご時世だからですかね

ここ最近、Webサービスが変な意味で色々と話題になってますが。

SNSの収益がガクッと落ちててmixiとか広告枠ガラガラっぽいだとか、ゆびとまが突然運営停止しちゃって会員が放置され放題だとか。サイバーエージェントならアメブロPV水増しだとか、男の子牧場即閉鎖だとか。

んで、こんどはAsk.jpですか。一般向けサービスは撤退ってことですね。

「Ask.jp」検索が終了 一般向けサービス撤退:ITmedia Newsより

Webサービスって利用者無料のところがほとんどで、その収益の多くは広告収入でまかなってます。なんで、この不景気なご時世って、結構大変みたいですねぇ。テレビだって、製作減ってるんでしょ?だから安上がりな若手芸人たちが重宝されてるって言うし。

んで、やっぱ必死なんですかね。ま、いつの時代もビジネスは必死でしょうけど、なんか足掻いてる部分って大きくなってくるのかも。

Webの可能性をビックマウスで語る人っているし、もちろん可能性は大いにアリアリなんでしょうけど、結局収益を広告収入に頼らざるを得ない構造って既存メディアとなんら変わらないわけで。そこんとこ、超えていかないとね・・・まあ、言うは易し行なうは難しですが。

このブログで言ったのか別のところで言ったのかは忘れましたけど、Webにぃてんナントカとかクラウドコンピューティングとかバズワード掲げるのも良いんですけど、もうちょっと収益構造にイノベーションっぽさ醸し出していかないと、表面が著しく変わってみても、今みたいなことの繰り返しなんじゃねーかと。

post by ノリユキ at 11:14 | Comments/Trackbacks(0)

日経平均10,000円台回復、しかし・・・

昨日、日経平均は一時10,000円台に乗り、今日も寄付きが10,088.21円で始まってます。今日、10,000円台をキープして終われるかがポイントっぽいですね。

ただ、どうなんでしょ?報道でもあるとおり、株価を押し上げる材料がそれほどあってのことだとは思えません。今日はSQ日だし。短期投機筋の動きが再び活発化しだしているという噂もチラホラ聞きますしねぇ。過熱感も出てますし、こっから上値を追っかけるのもどうかと。

最近このブログ更新してなかったんで、取り急ぎ雑感でも、ってことで。

post by ノリユキ at 09:49 | Comments/Trackbacks(0)

WordPressでビジネスブログを無料製作する企画

今、WordPressを使ってビジネス系サイトを運営したいと思っている方に、オーダーメイドでテンプレートを製作しようかなと企画している最中です。えっと、とりあえず無料という形で。

最初はWordPressのビジネス用テンプレートでも作ろうかと考えてたんですが、単にそれだけじゃ面白くない気がして。

仕事がら、飲食店やらの店舗経営を見直したりしますが、結構マーケティングが雑というか全く考えていないケースって多くて、それってWebサイトの構築の面にも言えるわけで。見栄えが悪いのはイメージダウンですが、単に見栄えだけ良くても、それほど意味がないというか効果が良くないんですよねぇ。また、リアルもネットも店舗の宣伝文句1つで、効果が全く違ってきますし。

そういったことを踏まえると、なんかビジネス用のテンプレート作る以上のことしたいなと。各ショップや会社のコンセプトにあわせた形で、オーダーメイドでテンプレート作って稼動してもらった方が、良いんじゃないかと。

そこで、モニターさんでも募集するかして、とりあえず無料でやってみようかと考えたんですけど、そういった形もちょっと面白くねーな、って気がしてきてるところです。

なので、例えば格好つけてプロジェクトって形にして、やる気はあるぜぃ!って方の参加を募って、その参加者のWebサイトを経営のノウハウを活かしながらWordPressで作っていけたら面白いかな、って只今考え中。

今週中には企画にして、来週までには正式に募集しようと思ってますが、まあそれまでに運良くこの記事を読んでしまって、「Webサイト、リニューアルしたいんだけど・・・」みたいな人いたら、先取りしてご連絡いただければ、ご相談に乗らせていただきます。早いもん勝ち&やる気あるもん勝ちみたいな。一応、報酬は頂かないつもりなんで、やる数や規模にも限度ありますしね。また、私もノリで言ってますから気が変る可能性もありますし、手を挙げるなら早いうちの方がよろしいかと。

連絡は、この記事のコメント・フォームに書いて送信してください。コメントの公開を不可にしてもらいたい人は、その旨も書いておいて下さい(メールアドレス記入は必須、じゃないと返信できませんから)。私が承認しなければ、コメントは公開されませんのでご安心ください。

※参加要項は、コチラをご覧の上、お申し込みください。(2009/5/27現在)

※募集は締め切らせていただきました。(2009/5/29現在)

post by ノリユキ at 09:16 | Comments/Trackbacks(0)

あっという間に閉鎖ですか「男の子牧場」

何かと話題を呼んだ「男の子牧場」。開設したと思ったら、即効でパロディーサイトが次々と登場したのにも驚きましたが、本家はあっという間の閉鎖劇だったようです。

「婚活サイト「男の子牧場」サービス停止 家畜扱い批判受け」:イザ!

遊び心と実直さ。いくらWebサービス上のこととは言え、まあビジネスの線上に乗っかってるわけですから、この2つのバランスって難しいですねぇ。遊び心がなければユーザーからは受け入れづらいところでしょうし、かといって実直さというか公正さというかお堅い部分も大切なわけで。

まあ、苦情を寄せたのがどんな層に偏ってるかにもよるんでしょうけど、やっぱこれ、「婚活」という括りが大きかったのかもね。婚活やってる女性達は真剣に取り組んでる人が多いでしょうし、家畜に見立てた男と結婚ってのも嫌でしょうしね。結婚した後までも女友達から、「アンタんところの羊、元気ぃ?」みたいに自分の旦那のこと言われたりしてね。子だくさんパパになったら「羊のくせに・・・」って言われるのはもっと嫌だな。

別に男も女も異性の品定めなんて日常的にやってることですけど、それはもっと俗というか非公式な部分でのことですから、公式っていうか表舞台にそれを持ち込むのは、やっぱお下品に感じる人も多いんでしょうね。

まあ、サイバーエージェントさんも、公式では「昨今話題になっている『草食男子』というキーワードから連想し、女性がイメージしやすいように・・・」などと言ってた様ですが、女性ユーザー向けの「男の子牧場」を作っても男性ユーザー向けの「女の子牧場」を作る予定はなかったってことは、やっぱ「女の子牧場」を作っちゃうと何かと問題が起きるんじゃねーかくらいの意識は暗にあったんじゃないかと。家畜が男ならセーフだろ、みたいな。ま、勝手な想像ですが。

いずれにせよ、多面的な価値観が広がっていると言いつつ、ある意味世論は二極化しやすい傾向にある現在、遊び心と実直さのバランスをとるのは大変だけど、逆に言ったら大切なのかもね。

post by ノリユキ at 22:26 | Comments/Trackbacks(0)

別にCM効果を記憶の順番で計る必要はないと思いますが

CMの6割、視聴者の心に届かず…好評価トップ「白戸家」 : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

要するにアンケートとって印象や好感をもった企業を5つ挙げてもらったら、2008年4月から翌年3月までの1年間に流されたテレビCM17,765作品中、10,147作品は全く記載されなかったんだってさ。まあ、取り立てて驚くような話じゃないとは思いますが、首をかしげるのはこっちの結論付け。

同研究所の関根建男代表は「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るというわけではない。CMと販売には関連性があり、印象に残らないCMは企業に貢献せず、日本経済のロスですらある」としている。

まあ、正論って言えば正論ですけど、でも先のアンケート結果とどの程度その結論が関係あるんでしょ。

こういったアンケートを実施した場合、回答に挙がってくるのは表層的な意識というか記憶の問題であって、CM効果とどれだけ関連性があるかは全く判断できない。回答に挙がったCMって、それはたまたま直近で見たCMの可能性が高いですし、最近仲間内で話が出たCMだからというものに起因するかもしれません。しかも、そのCMが仲間内で話になったのは、その話を持ち出した友人がそのCMに出ているタレントの大ファンだったからという理由だってあるわけで。

アンケートで5つ挙げろと言われたら、とりあえず思いついた順から書いていくんでしょうが、回答者にとっては記入に漏れた6番目の「思いつき」のCMの方が本人に大きく影響を与えている可能性はあるわけで。購入や好印象につながった影響をどれだけ本人が自覚しているかは、ケースバイケースです。

例えば、私にとって「やずや」のCMなんて好印象も残しませんから、アンケートに答えてねと言われて、まずこの会社のCMなんて記入することはないでしょう、今のところ。でも、あのCMの「やずや、やずや、やずや」と3回繰り返すフレーズは、意識の割と深いところには残っていたりして、アンカーになってる可能性は大きい。となれば後々私が何らかのきっかけで健康食品の購入を検討しようとしたときに、まっさきに候補に挙がってくるのはやずやの可能性って大いにあるわけですよ。もちろん、私がなぜやずやのCMを例に挙げたかって言えば、「なんか適当な例ないかな・・・」って考えたときに、最近やずやの社長のことに触れた本を読んだ記憶があったからで。

テレビCMって、もちろん購買意欲を掻き立てたり直接的なイメージアップの目的もあるんでしょうけど、必ずしも直接的に現れてくる効果だけが大切なのではなく、静かにしかし深く浸透させていく効用というのは絶対見過ごしてはいけない。多額のCM費用を捻出し続けて、直接効果しか期待しないんだったら、もっと品の悪いCMで溢れてるはずだし。むしろ問題なのは、テレビCMがどれだけの効果を発揮しているかが、実質的な計測が難しいということかな。

まあ、統計結果を安易に解釈するケースって多々ありますけど、結論を言わなくちゃいけない方はもっともらしいこと言わなくちゃいけないんでしょうし大変ですね、ってことですかね。

post by ノリユキ at 10:30 | Comments/Trackbacks(0)

そもそもXかYかでぶった切ってみても、経営なんて語れるわけがないだろ

だから、どうしてこの手の話はいつもこんな具合に終始するんでしょうか?

「性善説」経営 vs 「性悪説」経営。あなたの会社は?(プレジデント) - Yahoo!ニュース

この記事の内容は要するに、マグレガーのX理論Y理論を持ち出して、Y理論で経営した方が社員のモチベーションも上がるし、結構大変かもだけど結果としては成果が上がるよ、って月並みな話です。ちなみにX理論は、人間って本来怠け者だから、命令と統制をきっちりやらないとダメだよってことで、Y理論は、人間って本来自発的な行動をするもんだから、目標とかやりがいを与えると効果があるよってことです。

でさ、二元論で語ればそりゃあ単純で分かりやすいんでしょうし、聞いてる方も何となく分かった気にはなるでしょうけど、現実の経営なんてそんな単純なもんじゃないでしょ。感情論として語るんであれば、そりゃY理論で経営語った方がもっともらしいですし、X理論の立場は常に悪者として終始させたほうが、ウケもイイでしょうしね。でも、水戸黄門のドラマじゃないんだから。

実際の経営においては、Y理論が全て良いかって言ったらそうでもなくて、例えばマズローの5段階欲求説に沿って自己実現目指すってのは、組織心理学者らの実験から妥当性が低いって結果が出てるわけですし、逆にX理論みたいに外的な強制力を加えたら実効性かが上がりましたってケースも十分観測されてるわけです。言われなくとも一生懸命になれる時はあるし、サボりたいけど見つかったら怒られるから仕方なくやるかって時だってあるわけだから、そりゃそうでしょ。Xの側面もYの側面も両方あって、始めて人間なんだ。

本来モチベーションを考える時なんてのは、「内発的動機は確かに必要ですけど外的な強制力が必要な場面もありますよ、さあどうしましょ?」ってのが課題なわけです。この手の話をするときは、「XもYも両方必要なんだけど」ってのが大前提にあって、じゃあXとYのバランスはどうしましょうかとか、その両者がをどういった比重でどう有機的に結び付けていくべきでしょうかってところから入っていかなきゃ、実質的に議論をしていく効果なんてないわけです。

なのに、こういった話になると、いっつもY理論支持みたいな結論付けばっか。ハッキリ言って食傷気味です。全体を見渡して「もっと自主性を尊重してあげてください」って、そりゃ小学校の校長先生かって話しなわけで、そういったのは各論で語るべき話ですから、ケースバイケースで「ここはもう少し目標設定を・・・」とか「ここは現場で直接顧客に接する従業員で大まかな方針を決めた方が・・・」とかいう話はできても、経営全体を人括りにしてXかYかを語るべきじゃねーっての。

まあ、全体からするとまだまだX理論に偏りがある経営が目立っちゃうし、そういった部分でのデメリットがクローズアップされやすいですから、「じゃあ、Yで行こうぜぃ!」って話しになるんでしょうけどねぇ。確かにこの記事で例に挙上げてるネッツトヨタ南国なんてのはY理論重視で今のご時世に恐ろしく成果を挙げてますし、私もこの会社スゲェって思っちゃってますけど、じゃあ逆にY理論重視でボロボロになっちゃったってケースだって探せば腐るほど出てくるでしょ。私の記憶の引き出しには身近な例が結構詰まってるぞ。だから安易にこういった話に終始してちゃ、月曜夜8時のTBS時代劇を楽しむ以上の意味はないでしょうに、って思うわけです。

ってここまで書いて、ふと気がつきましたが、要するにビジネスだ経営だっていくらかしこまって見せたところで、月曜夜8時のTBS時代劇を楽しむ以上のこと書いたら誰も読まねーよってことなのかもしれませんし、「文字数制限あるから、上っ面撫でる程度でしか語れねーんだよ、バーカ」って言われたら、そうですねその通りですって言うしかありませんね。だったら書く方も結構ツライのねん。

post by ノリユキ at 23:52 | Comments/Trackbacks(0)

アメブロやるとPVがとっても増えるんだってさ

ゴールデンウィークが始まるとほぼ時を同じくして病床にて退屈をもてあましていた私ですが、その間方々では色々と面白そうなことがあったようで。

その1つに、ネットで話題になってたこの記事。かなり揶揄したその内容が、読んでて結構楽しい。

アメブロのPVが界王拳並みな件 - カイ士伝 -

アメブロのアクセス解析は人だけじゃなくてRSSリーダーや検索エンジンのロボット・クローラーまでもがPVに数えられているということを、カイ士伝さんがレポートしてます。

どうやらアメブロのアクセス解析とは、人のみならずプログラムまでもが平等にその存在価値を尊重されているという次世代アナライザーの様です。要するに実際の閲覧者の人数以上にアクセスがカウントされてるってことですけどね。こういったことは他のブログサービス付属のアクセス解析でも多少なりともありそうですけど、アメブロの場合はその程度がかなり大きいようで、その水増しっぷりが結構話題になってるみたいです。RSSリーダーを1分ごとに拾いに行かせる設定にしたら、かなりのアクセス数増加が見込めるってことですからねぇ・・・

まあ、穿った言い方をすれば、こういったことに対して知識のない多くのブロガーが他のとこでブログやるよりアメブロでブログ始めちゃえば、例えそこに実体がなくともアクセスたくさん!読者いっぱい!って大喜びでしょうから、ブロガーのやる気増加、モチベーションの維持に繋がるんだぜぃっ!という慈善活動ってことにもなるんでしょうが、結局のところアメブロ自体が得しちゃう結末ですからねぇ。正直ちょっと問題アリっぽいんですけど。

例えばアメブロって沢山の芸能人ブログを抱えているわけで、しかもマンモス級のアクセス数を持つブログも多数あるわけです。そういった意味で言えばタレントさんもアメブロさんもお互いマンモスアクセス数という宣伝効果にあやかってるわけですが、でもそんなブログのPVはかなりの数で人によるものじゃないかもしれないってねぇ・・・正直萎えます。

そう言えば、タレントの上地雄輔さんがアメブロでやってるブログが世界一のアクセス数を誇るブログとしてギネス入りしましたけど、この記録も多くは生身の人間による閲覧数じゃなくてロボットの回覧数だったりするわけですかね?この辺のことは、「Future is mild:アメブロのアクセス数について」で検証してるんで見てもらえればわかりますけど、こういうのも問題なんじゃないですかね。

もちろん、アクセス解析によるPVのカウントの仕方って、別に決まりがるわけじゃありませんから、各会社がそれぞれの方針でやっても罪にはならないですし、例えばライブドアよりアメブロの方がカウントが甘いからアメブロが悪いって話にもならないですが。

ただ、こういったものにある程度の基準がないと、他者が不利益を被ったりする可能性は否定できないわけで。各ブログサービスがそれぞれPV水増し合戦に参加しちゃたら、それこそとりとめもない事態になってしまいますし、ブロガーの皆さんは実体のないPV数という幻想の海をぬか喜びしながら泳ぎ続けるという悲喜劇が繰り広げられます。それが悪いのか?って言われたら一概には言えませんけど、同様にそういった事態が問題になり得るってことも否定できないんじゃないかと。

で、最も問題なのが、広告の件かと。広告主は実体の薄いPV数並べられてそれを根拠に広告費を払ってしまう可能性はありますから、基準のないPVカウントって広告主に不利に働いてしまうわけです。もちろん商売ですから、こういったテクニックもありなんでしょうし、別にネット広告に限らず、例えばマーケティング調査にしたってサンプル数なんてその実体は結構怪しいもんで、でもそれをある程度真に受ける形でクライアントは調査会社に金払ってるわけですし、一概にここだけが悪いとかそういった話じゃありませんけどね。ただ、「切込隊長BLOG(ブログ) Lead-off man’s Blog:アメーバブログのPV数水増し話について」でも触れてますが、サイバーエージェント自身が広告代理店業を営んでるわけですから、もうちょっと気を利かせてみても宜しかろうかと。

こういうのって、あんまり野放しになり過ぎちゃってると、実際の広告効果との差異から広告主が広告打つの控えてみたりするところも出てくるでしょうし、それが次から次へと始まっちゃうと、広告収入で成立するコンテンツ業界全体が、結構難しい状況に置かれてくる可能性も、否定できないっちゃ否定できませんしね。

まあ、こういったことってテメェんとこの懐勘定だけじゃなくて、周り見渡して足並みを揃えてみるって賢さも必要なんじゃないですかね。

post by ノリユキ at 21:01 | Comments/Trackbacks(0)

FXが規制強化されそうな感じ。じゃあ、レバレッジはどの程度が適切なのか?

なんか、FX関係者ではこの話が波紋を呼んでるみたいです。

FX業者の規制強化へ 金融庁と証券監視委 - MSN産経ニュース

まあFX業者の財務管理体制の強化に関しては、恐らく誰も異論がないんじゃないかと。サブプライムローン問題に端を発した金融ショックで自己売買によって破綻した業者が結構いるみたいですしねぇ。自社の資産と顧客の資産がゴッチャになってる会社もあったらしく、こういったのって経営上かなり問題です。破綻した場合に被る顧客の被害が尋常じゃないですから。きちんとやってもらう必要があります。

で、問題となってるのはレバレッジの方ですかね。現在では最大600倍のレバレッジをかけることの出来る業者もあるそうで、投資家保護の観点からレバレッジの上限を設けることを金融庁は今後検討する可能性がある様です。一部報道によると、このレバレッジの上限は20~30倍程度だとか。

これ、結構波紋が広がってるみたいですねぇ。特にFX業者からすれば、高レバレッジによって小額資金からはじめられるというFXの売りを削がれるようなもんですから、今後の経営に大きく影響しそうです。さっそく、こんなアンケートとかやってますし。

FX投資家の9割は規制に反対~クルクる緊急アンケートの回答件数が1000件突破

レバレッジをかけるかけないって言うのは、金融商品としての魅力の問題で、ボラティリティや単位当たりの金額によって変わってきます。ボラが小さければ、投機的な意味において魅力がないので、レバレッジを大きくすることで商品価値を高めるわけです。まあ、リターンが大きくなる反面、損害額もレバレッジに比例して大きくなるわけで、この点が問題されてるんだと思います。

じゃあ、レバレッジの上限規制が、どの程度投資家の保護に繋がるんでしょうか?個人的には、あんまり関係ない様な気もしますが。

今、レバレッジを20~30倍にしようかという数字が挙がってる様ですが、これの根拠って恐らく株式との比較からじゃないかと。株式の信用取引はレバレッジが3倍です。100倍のレバが当たり前のFXからすれば小さいように感じますが、株式のボラは外貨取引に比べかなり大きくて、その辺を考慮すると、株式のレバ3倍はFXの30倍程度に相当するんじゃないかと言われてます。恐らくこの辺がFXのレバ上限の根拠になってくるんじゃないかと。

でも、株式がレバレッジ3倍であっても、大きな損害を被る人間は五万といますし破産する人間だって後を絶たないわけで、FXにレバレッジ上限を与えても、寿命が今までよりもいくらか伸びる程度のことはあっても、根本的に投資家保護にはならないと思いますけどね。

もちろんリスクに関してレバレッジの高低がまったく関係ないかといえばそうではありませんけど、基本的には投資家や投機家自身の資金管理能力の問題であって、きちんとした資金の運用能力のある人にとってみれば、FXのレバレッジってあんまり関係ないんじゃないかと。

通常、資金を運用する場合は、まず自分のスタイルに応じて損失額を想定します。取れるリスクのパーセンテージと絶対金額から1回のトレードに対する損失額を考え、そこから取引額を決めるわけで、その方針が決まったことで始めて自分の取引はレバレッジが何倍になっているかがわかるわけです。つまり、レバレッジが先なんじゃなくて計画が先。そうやっていくと、例えばドル円ベースのボラティリティで考えたら、日掛りなら100倍程度のレバレッジはそれほど大きなリスクにはならないと判断する人は結構いると思います。ま、ポンドだったらキツイとは思いますが。逆にマトモな計画を立てたら、400倍のレバになることなんてまずありませんから、使っている業者ではそれが可能でも、普通の人は滅多にやることはないはず。つまり、レバレッジ自体はリスク管理に対して多少の影響はあるのかもしれませんが、基本的にはリスクからの保護には直接繋がらないわけです。

ただ、問題なのは投資家保護というよりも、初心者保護という点かな。業者さんも業界関係者さんも商売ですから、「FXは簡単ですよ、儲かりますよ。小額資金からはじめられますよ~」なんて具合に、比較的いいことばっかのキャッチコピーを並べます。知識のある人なら惑わされないんでしょうけど、そうでない人達からすれば、何も分からず単なる射幸心だけで高レバレッジでやってしまうかもしれません。そういった意味で初心者保護であれば、レバレッジの上限規制は一定の意味を持つでしょうね。そう考えるとやっぱりレバレッジは、30倍程度が妥当になるのかな。

ただ、それやっちゃうとFX業界関係者は、キツイてしょうねぇ。FXの優位点を1つ失うわけですかねぇ。しかもFXって、スワップポイントとか価格の二重性なんかもありますから、逆に株と比べたら結構ややこしいと感じる人も多いはずです。レバによる効果が実質的には株式と変わらないんじゃ、顧客獲得も今後難しくなっていくでしょうねぇ。

また、金融市場の円滑さから考えたら流動性は高いほうが良いわけで、この規制が外貨取引の流動性にどれくらいの影響を与えるかはわかりませんが、参加者の数も運用資金の額も多い方が流動性が高まるわけですから、そういった点も考慮する必要はあるでしょうね。

まあ、解決策としては、どの業者も自動強制ロスカットを用意しなくちゃダメだとか、証拠金を引き上げするとか、そんな感じかな。他には、投資歴でレバレッジの上限を上げていく様にするとか、投資家の知識を計るために統一したテストを実施するかして、その知識や能力、資産背景なんかの段階に応じてレバレッジの上限を決定していくとかね。そういう風に考えていくしかないんじゃないかと。株式だって現物取引はほとんどの人が始められるのに比べて、信用取引は投資歴があまりなければ口座開設できないわけですし。

いずれにせよ、お役所さんと業者さんは自分らの立場だけを考えるんじゃなくて、ユーザーの意見も踏まえながら、社会全体の影響を考えて判断していただきたいものです。

post by ノリユキ at 14:03 | Comments/Trackbacks(0)

草彅剛を映し鏡にした立木ゆりあ

あるモノゴトに対する反応は、人それぞれです。性別や年齢、環境や経験により、その感じ方は違ってきます。もちろん、人の行為に対してそれを許容できるかどうかも、人それぞれ。人によって許容量には違いがあると思いますし、仮にそれが「Aさん > Bさん」であっても、Bさんには許容できてもAさんには許容できないというケースもあり、何が許容できて出来ないかというのは、その人の器とは別に、例えば感受性とか主義や趣向によっても違ってくるんじゃないかと。

今回話題になった草彅剛さんの事件においても同様で、許容できる人と出来ない人とに別れているようです。もちろん、どちらの感覚が正しくて、どちらの判断が間違っているということではなく、単に人には色んな受け止め方があるんだなと。これって、例えばその現場に遭遇したときに、笑って済ませられるか傷ついてしまうかという差が、許容できるできないの差になってしまうのかな、なんて思ってもしまうわけで。私の場合は、草彅さんの件は十分許容できる範囲内ですし、大々的な報道ぶりには多少の同情もあります。自分も下手すりゃ似たようなことするかもしれない・・・なんて思っちゃうし。

もちろん、同情できるからといってそれを許して良いという論には繋がりませんが。ルール違反はルール違反ですから、その部分ではきちんとするべきですし、まあするんでしょうけど。

で、面白い記事を見つけました。

レースクイーンの立木ゆりあさん 「草なぎ剛まじウケる。1人で深夜にフルチンで韓国語で叫んで歌って警察官が来たら逆ギレで暴れるとかソレ完璧キチガイでしょwww」:Birth of Blues

タレントの立木ゆりあさんの場合、草彅さんの行為が許容できなかったらしく、内容からすると批判というより非難っぽいことを書いてしまったみたい。彼女のブログでは、既にその記事は削除されており、今は代わりに、不謹慎な発言をしたことに対する謝罪の言葉の記事があり、また彼女を擁護・応援するコメントと、それに対する彼女の感謝の言葉が残っているだけです。(ちなみに私は、該当する彼女の記事が削除されてしまっていて現物を確認できませんでしたので、上記リンク先の記事で引用されている文章が現物と同一だと仮定してお話しています)

で、私がなぜこのことをこのブログで採り上げたかというと、おもしろいなーと思ったからです。で、何がおもしろいなーと思ったかというと、ここで現れている草彅剛さんと立木ゆりあさんの一連の事態が、構造上ほとんど同じだということに、ふと気がついたからです。

草彅さんは、酔っ払って記憶を失い、公衆の面前で一部の人が不快になるような行為をしてしまいました。それに対しては社会的な制裁が与えられ、本人も反省している様子です。そして、ファンや周りの人からは励ましや同情の言葉をもらい、恐らく本人もその気持ちに感謝しているんじゃないかと。
で、立木さんは、そんな草彅さんの行為が許せなかったらしく、ブログという不特定多数が閲覧できる環境、つまり公衆の面前で一部の人が不快になるような行為をしてしまいました。それに対しては、恐らく周囲人から注意は受けたんでしょうし、その記事の削除と謝罪という社会的な対応を迫られ、そしてそんな彼女に対してファンなどから励ましや同情の言葉をブログのコメントとしてもらい、その気持ちに対して本人は感謝の意をブログで述べています。

表層上は違った行為であっても、その構造は面白いように一致しています。つまり立木さんは草彅さんの一連の行為に反応して拒絶しているにもかかわらず、まるっきり同じ構造を構築してしまっているわけです。まるで彼女は彼を映し鏡にしてしまったかの様。

歴史は繰り返すとは良く言ったもんだ。人って意識するしないにかかわらず、同じ様なことを繰り返すんですねぇ・・・

結局何が言いたいかというと、まあ自分も含めて人ってみんな至らないところとか弱いところがあるわけで、そういった自分を知ることで、少しは人に優しくなれるんじゃねーかなって思いました。あ、そんな結論は小学生並みの意見ですか、そうですか。失礼しました。

post by ノリユキ at 13:42 | Comments/Trackbacks(0)

年内に景気は回復の兆しを見せるのか?

今回は何気に報道されてる度合いが小さいような気もしますが、G7がとりあえず無難さを醸し出して閉幕しました。

時事ドットコム:世界経済「年内に回復始まる」=危機再発防止へ政策協調-共同声明採択・G7閉幕

これによると、世界経済はまだ下ブレのリスクはあるものの、今のところは安定化の兆しが出てきており年内には回復の可能性があるそうです。しかし、ホントのところはどうなんでしょ?

確かにここのところ、経済指標は昨年末から年始におけるような悪化ばかりを示唆するものとは、少し違ってきてるように思います。悪予想を超えるものもありますが、予想よりも良い結果となることもしばしば見られるようになってきてますから。悪く言えば「まだぐらついてんじゃん」ってことですが、良く言えば「やや悪化が収まってきたみたい」とも言えるわけです。まあ、先進国のリーダー達は「ダメだダメだ」ばっかり言ってるわけにいきませんから、これを受けて「ポジティブに行こうぜっ!」みたいな雰囲気にしておくのは当然のことです。

そんな中で共同声明にある「経済活動は年内に回復し始める」という表現がやっぱり気になります。「景気が回復し始める」じゃなくて「経済活動が回復し始める」わけですから。何を持ってして経済活動なのかってのが問題です。まあ、この辺に前向きさの裏側にG7の慎重さが窺えるわけですが、恐らくこの表現って、景気回復のことじゃなくて設備投資等の経済活動が年末までには上向きはじめるんじゃねーかって程度のことなんだと思います。つまり、景気回復となるかは別としても、そのきっかけとなる様な兆しが年内には出てきそうだということで、逆に言ってしまえば、年内に景気回復が始まるという言及は避けたとも受け取れるわけです。

個人的には年内に景気回復を実感できることは難しいと思ってます。

例えば、株価は景気回復を示唆しているかという問題。俗に株価は景気を先取りして反映すると言われています。どのくらい先取りするかって言うと俗に半年とか10ヶ月とか。また、比べる指標や内容によっては1年以上株価が景気を先取りします。

じゃあ、実際の株価はどうなんだ?ってことですが、日経平均で言えば確かに下降していた株価は一端3月で底を打ち、上昇を始めています。ただ、実際のところは9000円で一端頭打ちで多少の戻りを見せているわけで、この壁を抜ければ上昇機運は高まるんでしょうけど、可能性としては再度戻っていくことも考えられるわけで・・・9000円抜いて9500円くらいまでは勢い良くても、そっから失速する可能性だって十分あります。ということで今は微妙な局面でしょうから、これから株価が上げつづけて行くかは何とも判断しづらい状況で、そういった意味で言えば、年内に景気回復がはじまるというのは、まだまだ疑わしい状況です。ダウなんか見ても似たような状況ですから、中国を除けばおおむね各国は似たような状況かと。

それ以外で考えても、年内の景気回復を疑問視してしまう様な問題が山積みです。自動車業界では、フォードが赤字大幅縮小を見せたものの、クライスラーとかヤバそうですし。米国政府による融資は難しそうで、昨日はクライスラーが破産法を申請するんじゃないかって報道で揺れたみたいですし(クライスラー副会長によれば、月内の申請はないみたい)。昨日はリスク回避で大きく円高に振れました。

おまけにサブプライムローンによって抱え込んだ膨大な不良債権の処理問題があります。これ、普通に考えたって年内でカタが付くとは思えないですし、直ぐに済みそうな気配も今のところなさそうです。

こんな風に考えてくと、やっぱ年内の景気回復は難しいかなって。G7の共同声明で言うところの「経済活動の回復」程度が妥当なところかと。まあ、私は昨年の6月頃にサブプライムローンの問題を甘く見積もってたという事実がありますから、私の予想なんて当てにはならなんですけどね。雑感としてはそんな感じ。

post by ノリユキ at 17:35 | Comments/Trackbacks(0)